港の夜霧
作詞・作曲 夏目魯人 2006.8.25
港の夜は更けて
淡い灯りに ほんのりと
浮かぶ汽船の マストの影よ
思い出すのは 波止場の隅で
泣いたあの日の 切ない別れ

夜霧に濡れながら
霞む灯影に ほろほろと
かかる落ち葉の 散りゆくさだめ
またと逢うのは かなわぬ夢か
銅鑼も悲しく 心にしみる

霧笛の音悲し
やるせないよな 月あかり
吐息せつない ため息ばかり
むせび泣くよな 霧笛の音よ
過ぎたあの日は 帰らぬ夢か