波止場エレジー
作詞・作曲 夏目魯人 2006.6.27
暗い波止場の 夜霧に咽ぶ
船の汽笛が 身にせまる
逢うて別れる はかないえにし
せめて今夜は 名残の酒を
飲んで明かそか 夜明けまで

惚れちゃならぬと 鴎が云うた
知っていながら なぜ惚れた
女ごころは わかっちゃいるが
どうにもならない はかない恋よ
霧が泣かせる 港町

なまじ逢わねば 泣くまいに
泣けば未練が またつのる
許しておくれよ 浮き寝の鳥と
涙かくして 笑顔を見せて
送っておくれよ この俺を