旅行く乙女
作詞・作曲 夏目魯人 2006.8.28
暮れてはるかに 飛び行く雁は
何処へ帰るか 影寂し
遠い故郷は 彼方の空の
霞む山並み まだその果てよ

流れ流れて 旅行く身には
鐘の音さえ 身にしみる
昨日山超え 今日また谷を
はぐれ小鳩の 啼く声悲し

涙枯れはて 明日なき旅は
乙女ごころの わびしさよ
遠い都は あの空の果て
偲ぶ思いを 振り捨てながら