名残り船唄
作詞・作曲 夏目魯人 2006.6.6
利根の川風 飛沫(しぶき)に濡れる
娘かすりの 身も濡れる
赤いたすきを きりりと締めて
わたしゃ十八 島育ち

月のでしおは 葦切りないて
暗い波間に あの人は
今日も来るやら 出島の磯に
想いつのれば 片しぶき

潮来舟唄 今宵もきいて
流れまかせの 名残船
わたしゃ潮来の 船頭暮らし
重い艪柄が 身にしみる