鶴山古城の春
作詞・作曲 夏目魯人 2006.7.21
風に古城の 春を知り
吉井の川の 川岸に
駒を留めて 武士(ものヽふ)が
仰ぐ甍に 影さしぬ
知るや栄華の 夢のあと

宮の川風 そよそよと
吹くや河原の 花の宴
桜にこめし 手弱女の
願いは今も 黒髪に
残るや我も たずね見ん

那岐の山影 薄墨の
霧に隠れる 夕まぐれ
月影淡く 石垣の
袂を照らす 蔦蔓
栄枯の姿 誰か知る